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メディアを通じて、新しい価値や気づきを届けられる人に
新聞学科
荒尾 奈那
Nana Arao
(3年)
学科を選んだきっかけ
私は将来何をしたいんだろうと思ったときに、小中高を通してずっとやってきた2つの好きなことが頭に浮かびました。ひとつは写真を撮ること。もうひとつは、文化祭等で催しを企画立案し、皆で1個のものを作ること。それなら、映像を使って、かつ、何かを自分で企画して形にできるものは、と考えたときに、メディア、という答えに行き着いたんです。
上智の雰囲気が好きだったこと、自ら現場に赴いて取材と映像制作を行う実践型の水島宏明先生のゼミの存在を知ったことが、上智の新聞学科を選ぶ決め手になりました。
新聞学科のここがスゴイ!
学内にあるテレビセンターでの番組制作や、編集機を使っての編集作業のような実践は勿論、実践に対する批判的、客観的な視点を持つうえで大切な理論教育がしっかりしているところが、新聞学科の強みだと思います。
例えば、水島先生のゼミでは、あるドキュメンタリーを観た次の週には制作者の方がいらして、どうしてこの映像を作ったかを直接質問できる機会が設けられていたり。
社会に溢れるあらゆるメディア情報の持つ社会的影響や意味を考えることを日々学んでいます。
学びを通して自分の中に起こった変化
物事全般について、批判的に見たり、裏側を考えるようになりました。ドラマや映画、アニメを観ながらその時代背景や制作過程を考えたり、ニュースをチェックしながら、取材のあり方について考えたり。授業やゼミで作る側の視点を知ったことで、社会に溢れている情報に呑み込まれなくなりました。情報から1歩距離を置けるので、生きやすくなったとも感じています。
学びを今後の人生の中でどう活かす?
昨年、ミスコンを廃止し自身の魅力を発信することを目的に新設された「ソフィアンズコンテスト」の運営代表を務めたときに、美を競うことが中心にあった従来のミスコンの良さを残しつつ、新しい価値を創り出す難しさと意義を感じました。
私は将来、メディアを通じて、より多くの人が生きやすい社会になるための新しい価値観や気づきを届けられる人になりたいです。