文学部横断型人文学プログラム

お知らせ

2025年度文学部秋の1年生研修プログラムを開催しました

 9月25日(木)、新入生が学びを深め、学科やコースの特色に触れることを目的に、文学部秋の1年生研修プログラムが開催されました。
 プログラムの第1部は10号館講堂にて、文学部横断型人文学プログラムのプロジェクト・ゼミ修了者による成果発表会が行われました。

 芸術文化論コースからは、ゲームブランドKeyのアニメーション作品における運命論をテーマとした発表が披露されました。身体スポーツ文化論コースの発表は「からだと気づき」と題し、多様な視点から「身体」に迫る内容で、聴衆に新たな気づきを促しました。ジャパノロジーコースからは2グループが登壇。1つ目のグループは四ツ谷周辺でのフィールドワークをまとめ、成果として動画作品を紹介し、もう1つのグループは、モーリス・ブランショのイメージ論を手がかりに、安部公房作品における言語表現を分析する発表を展開しました。

 第2部は学科ごとに分かれての研修会です。

 史学科・国文学科の研修会では「文学と史蹟の散策」と題し、大学周辺の史蹟を巡りました。Aグループの「四谷周辺歴史民俗散歩」では、江戸期の地図を片手に地域を歩き、地形や水の流れを確認しながら、過去から現在に至るまで四ツ谷周辺で人々がどのように土地を利用してきたのかということを学びました。

 今回の研修を通じて、新入生たちは仲間とともに学びを共有し、今後の学修につながる貴重な経験を得ることができました。