上智大学 文学部

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横断型人文学プログラム

文化交渉入門

「文化交渉入門」開講~①言語の交渉

2015/10/22

春学期「テクストを読む」につづき、「文化交渉入門」が開講されました。

第1のテーマは「言語」。
国文学科の豊島正之先生による、「辞書」を題材にした授業です。
ラテン語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、英語…たくさんの言語が飛び出し、まさしく多言語辞書の世界を体験するような時間となりました。
「辞書」の姿を歴史的に追い、はたして「言語」は通じるのか、という基本的な問いも踏まえながら、「言語」の交渉について考えました。

貴重なCalepinusの多言語辞書(1570年刊、リヨン版)に、実際に触れてみる時間も…。

 

②文学の交渉

2015/11/10

第2のテーマ「文学」は、ドイツ文学科のメヒティルド・ドゥッペル高山先生による講義です。
そもそも、何を「文学」とするか、文化や時代によって異なるもの。
一例として、日本とドイツを比べながら、日本と海外の間で、どんな作品が行き来したのか、明治時代からひとつひとつ追ってゆきました。

③思想・宗教の交渉

2015/11/27

今回は、史学科の川村信三先生から、第3のテーマ「思想・宗教」についての講義でした。
16世紀に見える、異文化どうしが双方向に交流する「並存」と「共存」のあり方。
上智大学の基礎を築いたフランシスコ・ザビエルをはじめ、当時の宣教師たちの足跡を追いながら、日本がどのように記述されたか確認してゆきました。

異なる思想・宗教が出会ったとき、反発しあうこともありますが、ときに、ヴァリニャーノやマテオ・リッチのような「順応」というかたちも生まれます。
16世紀の日本の歴史をひもとくと、多様な交渉のあり方が見えてくるようです。

④演劇の交渉

2015/12/7

第四のテーマは「演劇」、演出家としてご活躍の鵜山仁先生のご登場です。

ご自身の演出された「トロイラスとクレシダ」の映像を例にとりながら、「演劇」という表現について考えました。

「トロイラスとクレシダ」はシェイクスピアが原作です。
既存の文学作品を舞台演出するときに、どのような問題が生じるか、どのような表現の可能性があるのか。
音や空間などライブアートの特性も確認しながら、「演劇」の場で交差する文化を目の当たりにしました。

これを機に、ぜひ劇場で生のライブのエネルギーを体感してみましょう。

⑤芸能(芸術)の交渉

2015/12/24

第五のテーマは「芸術」ですが、担当の木越治先生は、はじめに「芸能」と言い換えました。
日本近世文学の研究者である木越先生ですが、多彩な芸の持ち主でもあります。 1週目は講談の実演、2週目は太鼓の実演を交えながらの授業となりました。
鵜山先生に引き続き、木越先生も強く仰せでした。
「ぜひ、劇場へ!生の体験を!」

【動画】

 

⑥スポーツ文化の交渉

2016/01/22

最後のテーマは「スポーツ」。保健体育研究室の鈴木守先生で締めくくりです。
スポーツは、言語や歴史、文学、絵画などと比べ、「文化交渉」としては注目されにくいかもしれません。
しかしじつは、個々の文化を色濃く反映する、「文化交渉」には欠かせないテーマです。
お正月を跨いでの授業、箱根駅伝も話題に上りました。
箱根駅伝は、マラソン競技の中でも異質な、日本独特の性格があります。
他にも、ベースボールやサッカー、ラグビー、アメリカンフットボールなど、ふだん何気なく観戦していた競技に、それぞれ多様な文化背景があることに気付く回でした。

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